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石川県で有料老人ホームとして営業を続ける清泉の宿。実は、同社を経営する森口邦光氏は穴水町の出身者。地元に密着型のビジネスを展開してる同氏の考え方や取り組みについて紹介します。

■清泉の宿とは?
清泉の宿は、石川県で有料老人ホームを手掛ける介護サービス提供会社です。「利用者様に安心と快適な生活空間を提供する」ことをモットーに、地域密着型でサービスを展開。代表を務めていた森口邦光氏を中心に、現在は県内複数個所で営業を行っています。
また、石川県で長年介護事業を展開してきた実績や、新聞や金沢駅へ広告を掲載することで、一般的な認知度も高いのが特徴。その知名度からメディアに取り上げられたこともあります。
この中では、系列である清水の里が中心に取り上げられており、廃校を利用した老人ホームであることや広々とした場所でのんびりと過ごせることや、同社の取り組む機能訓練についての取り組みについても紹介されています。

■森口邦光ってどんな人?
清泉の宿・清水の里で経営に携わっている森口邦光氏は、もともと穴水町の出身者。地元に密着した経営を目指すのにも氏自身の郷土愛が影響していると言えるでしょう。同氏の地域への貢献という考えは随所に感じることができます。
2011年には穴水町に人工芝マットを寄贈し、感謝状をもらっていることや、同社グループの利用者へ穴水産のアカモクを使って料理を提供するなどの取り組みを行っています。実は、アカモクはがんの抑制効果があるとされる食物繊維「フコイダン」が多く含まれている海藻。老人ホームの食事として提供することは、ふるさとへ貢献するという以外にも入居者への健康的配慮も十分になされたものです。

今後は、「まつ藻(アカモク)を加工した特産品づくりも検討したい」と語る森口邦光氏。地元愛を忘れずに、自社の発展だけでなく、その知名度を利用した新たなビジネスの展開を考える同氏の活躍から今後も目が離せそうにありません。

清泉の宿
http://www.seisen-dayservice.jp/

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